過酷で楽しく面白い介護現場

介護には答えはない。肝性脳症の義母と。

私の体験談をお話しいたします。主人の母ですが、亡くなる前の3年間が結構大変でした。認知症ぎみだったのですが、精神科で受診しても認知症ではないとの診断でじゃあなぜ認知症ぎみなのか良く分かりませんでした。最後に入院した時の病名で、初めて肝性脳症からの症状だと解りました。

アンモニア性脳症とは一度診断されていたので、ネットで検索して肝臓に病気がある場合便秘をするとアンモニアの体外への排出がうまく出来なくなって、血中のアンモニア濃度が上がり脳の神経に影響して意識低下を起こすと書いてあった為、便秘の事ばかり気にしていました。

ディサービスでトイレ誘導をしてもらうようお願いしていたのですが、どうしてもディサービスで排便が出来なくて仕事から帰るとまず、トイレ掃除からが日課になっていました。それでもまだら認知は良くならなくて何が原因なのか悶々と介護をする日が続きました。

肝性脳症と聞いた時に、ネットで調べてびっくりしました。症状の進行が5段階で書いてあったのですがまさにその通りだったのです。

アンモニア性脳症と言われた時にもっと詳しく調べておけばどのように進行していくのか理解して覚悟も出来ていたのではないかと反省しました。でも、介護をしている時はそのことで必死で心にゆとりがないので頭も回らないのです。

これが他人の介護だったらもっとドライに出来るのでしょうか、身内の介護はどうしても感情的になってしまいます。

介護をして一番感じた事は、介護には答えが無いということです。1人1人症状が違うので一概には言えないのですが、私の場合は介護は待ってくれない物だなという感じでした。

日々症状が変わっていくたびにどう対応すればいいか考えている内にどんどん変化してしまいました。今思い返せば本当にバタバタな介護だったように思います。あの時もっとああすれば良かったとかこうすれば良かったと思う時もあるのですが、最後まで介護出来て後悔はまったくありません。介護に答えがあるとすれば、私自身は介護者の自己満足ではないかと思います。

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